顔合わせ官は面倒臭みたいにリード訊問し始めた。
役割とは何か。
それについて、我々には用意していたひとつの答えがあったハズ。
何とかそれが返事になっているのかどうなのかすら胡散臭いが、本日この場で率直にぶつけて見る特長はあると思った。
「ともかく、コストではないと思います」
それは、お家からここまで行きつくまでの内、終始して考えていたことでもあった。
「何故?」
僅かながら、顔合わせ官の琴線に触れたようだ。却って突き切り回すなら、本日しか瞬間はなさそうです。
「今の世の中、金銭に固執するスペース、景気至上方針へと傾倒していって仕舞う個々があまりにも多くなっていると思います」
「それの、何が小さいの?」
拷問は尚も貫く。我々は不快キャリアを思い起こした。そしてそこにはどうしても父親や元同僚の名残があった。拝金方針の人間の面持を思い出すだけでも反吐が出る。
我々は、あの人たちのようには絶対にならない。だからこそ本日、こういう呪わしい「国々はフィー」という古き悪しき道徳心とバイバイする頃がやってきたのだ。
私の消えかかっていた闘志が復活した。